動悸・足のむくみ・胸の痛みなどの症状に注意!
私も大好きだった名俳優の西田 敏行さんが先日76歳で虚血性心不全で亡くなられました。
直前まで舞台挨拶に出演されるなど、お元気な姿を見せてくれていましたが、残念です。
心よりご冥福をお祈り致します。
以前のブログでも話しましたが、2025年を前に日本では心不全の患者が急増しています。
動悸・足のむくみ・胸の痛みといった症状は心不全の初期のサインであることも少なくありません。
様々な心疾患の進行した状態になって心不全と診断される方が非常に多くおられます。
心エコー検査による早期発見・早期治療開始によって悪化は予防できます。
最新鋭の超音波装置を導入しています。
国立循環器病センターや多くの大学病院でも導入されている最新鋭の超音波装置を導入しています。
心疾患の早期発見・早期治療に役立つ検査です。
心エコー(心臓超音波検査)とは、高い周波数の音波(超音波)を用い、心臓や血管・血液の流れを調べる検査です。
放射線のような人体に害のある影響は全くなく、当院では専用の超音波検査室(個室)で検査可能です。
受診当日でも検査可能な場合も
受診当日でも可能な限り、検査に対応しています。
私は循環器専門医として、これまで数万人を越える患者さんの心エコー検査を診てきました。
皆さんも健診で心電図に異常を指摘された際や自覚症状を少しでも感じたらご相談ください。
実際の心エコー検査(心臓超音波検査)の様子
ベットに横になっていただき、全身に検査用毛布をお掛けして、エコーゼリーを少量使用し胸部に探触プローベを当てて検査を行います。出来るだけ検査画面・動画をお見せしながら、詳細な評価を行っています。検査室の壁に手すりを設置しており、高齢の方でも安心して検査を受けていただけるように工夫しています。ご家族にも検査に立ち会い、画面を見学していただくことが可能です。15分ほどで検査は終了し、診察室で詳細な説明を行っています。
調べられる内容
- 〇心臓の形や大きさ、動き方、心臓内の圧力
- 〇心臓の弁の動きや形態
- 〇血液の逆流や流れの速さ
- 〇心臓や周囲に異常な液体が溜まっていないかどうか
- 〇血管の大きさ、サイズ、動脈硬化度など
よこえ内科循環器・美容形成外科クリニック
院長 横江 洋之