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総合内科

「1日、〇〇〇〇歩目標に歩きましょう」

歩くことが出来る患者さんには出来るだけよく歩くことを勧めます。

私自身も、なるべく乗り物を使わず休日にはapple watchをつけて

出来るだけ1日で10000歩以上歩く生活を心がけて続けています。

◎長時間座っていることが健康に悪影響する

運動習慣が無く、長時間座っている時間が長い人ほど健康に大きく悪影響することが解ってきました。

長時間座っていること自体が喫煙に匹敵するくらい身体への害を及ぼす可能性が

報告されています。座っている時間を短くし、立って歩く事がとても重要です。

歩行が健康に及ぼす効果には数多くのエビデンス(科学的に証明されている事象)があります。

今回は座っている時間を減らし歩くことで得られる大きな4つの効果についてピックアップしてみます。

①歩くと血糖値や血圧が下がる

長時間座らず軽いウォーキングを行うだけで、食後の血糖値やインスリンレベルが大幅に低下します。

週150分の歩行(毎日20分以上)を3か月継続すると血圧低下が得られることも解っています。1)

②歩くと寿命が延びる

歩くと人間は長生きすることが解っています。

週150分(毎日20分以上)のウォーキングを行う習慣があると、運動しない人と比較して

平均3.4~4.5年の寿命延長が報告されています。

毎日20分の散歩でも運動しない人と比較してすべての原因による死亡リスクが低下することが

解っています。

③歩くと心疾患リスクが下がる

アメリカの研究では、速歩によるウォーキングは心疾患(狭心症、心筋梗塞)のリスク軽減に関連しており

時速4.8㎞~6.4㎞やや速歩で歩くことは、総運動量に関係なく

虚血性心疾患のリスクを低下させることが示されています。

④歩くと不眠症が改善し、ストレスも軽減される

歩くと不眠も改善することが解っています。

日本国内の研究でも、運動習慣のない健康な働く人がウォーキングを習慣化すると

入眠までの時間を短縮し、総睡眠時間を増加させることが解っています。

ウォーキングはストレスホルモンであるコルチゾールの血中濃度低下と関連していることがわかっています。

◎生活習慣病の治療はまず歩くことから

皆さんもわずか1日20分の歩行から歩くことを初めてみませんか。

当院では生活習慣病・心臓病の患者さんに対して個々の持病やコンディション

に応じた指導を行っています。

受診にはWeb問診・Web予約が便利です。

長岡京の内科・循環器・不整脈の専門医

よこえ内科循環器・美容形成外科クリニック

院長  横江 洋之

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