はじめまして。
よこえクリニック院長の横江 洋之です。
内科・循環器内科・不整脈を専門とし、5月7日から長岡京駅前で診療しております。
クリニックでの診療に加え、京都済生会病院でも週1回木曜日に心臓病の方に対するカテーテルアブレーション手術を担当させて頂いています。
この場を借りて様々な医療情報をみなさんに発信していきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。
みなさんは心不全という病気をご存じでしょうか?
最近俳優の中尾 彬さんが心不全により亡くなられました。
実際に心不全がどういう病気かご存じの方は少ないのではないでしょうか?
心不全とは心臓が悪く、息切れやむくみが起こり、じょじょに進んで寿命を縮める病気です。
症状としては下記のような運動にともなう息切れ症状が進んでいく事が多いです。
心不全は進行していく病気です
普段の歩行で徐々に息切れを感じたり、足のむくみ、だるさを自覚するようになってきます。
一度心不全になってしまうと、心不全の5年間生存率はがんなどの悪性疾患よりはるかに低い40%ほどと考えられています。(寿命を大きく縮める病気です。)
2025年には65歳以上の人口が30.3%に達し、心不全が爆発的に増加してくるために乙訓地域でも心不全パンデミックを迎えると考えられています。
心不全の徐々に病状進行していくパターンをとることが多いです
対策が大事です!
心不全の原因・危険因子となる高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を早期発見・治療し、できるだけ早くに生活習慣を整えることが大切です。
心臓の異常を早期発見するには、専門医による診察が重要です。
何らかの症状がある方はご相談ください。
身体のメンテナンスを心がけて健康寿命を延ばしましょう。
よこえ内科循環器・美容形成外科クリニック
院長 横江 洋之