
心臓弁膜症の患者さんが急激に増えています
病気を増やさず、元気に歳を重ねていただくためには心臓のケアは欠かせません。
心臓病の中でも近年「弁膜症」が日本の高齢化とともに急増しています。
初期症状に気付きづらく、放っておくと重大な心不全につながる心臓病です。


心臓専門医による聴診が重要
心臓内を流れる血流に乱れが生じると「シューシュー」「ザーザー」といった雑音が聞こえるようになります。
これが心雑音と呼ばれる聴診所見です。
川の幅が狭くなると流れが速くなり「ザー」という音が出るのと同じ原理で、何らかの原因で心臓の中の血流が異常になっていることが要因です。


心雑音を生じる心臓病
心雑音の原因として代表的な病気は心臓弁(弁膜)が壊れる心臓弁膜症という病気です。
その他の下記のような心臓の病気でも心雑音が聞こえます。
- □ 例えば生まれつきの心臓病(先天性の心疾患)
- □ 心臓の筋肉が一部だけ異常に肥大してしまう(心筋症)
- □ 細菌による心臓弁の破壊により急激に弁が壊れる(感染性心内膜炎)
これらの病気は放置すると「心不全」と呼ばれる深刻な状態に進行する可能性があるので、早期発見・治療が大切です。
機能性雑音といった無害な心雑音もあります
一方で、心臓に異常がなくても流速が速ければ心雑音は聞こえるようになります。
- □小さなお子さんや成長期にある方
- □貧血のある方
- □普段の脈拍(心臓の拍動回数)が速くなる状況では心雑音が聞こえる場合があります

専用の超音波専用個室で検査を行います


専用の超音波検査室で検査を行っています。
高齢の方でも安全に検査が受けられるように配慮したバリアフリー仕様の個室になっています。
当院で総合病院並みの精密な心臓検査が可能です


循環器・不整脈・総合内科の3つの専門医を持つ心臓病のスペシャリストとして精度の高い診断を行っています。
心臓病のリスクから命を守る心臓超音波検査
超音波検査は人体に有害な作用が無く、安全に施行可能な検査です。
病気を増やさずに元気に歳を重ねていただくために
心臓病のリスクから命を守る心臓超音波検査を受けてください。
当院の診察にはWeb予約・Web問診が便利です。

よこえ内科循環器・美容形成外科クリニック
院長 横江 洋之