京都・大阪の基幹病院の不整脈を専門とする医師が集まり、年1回開催されている不整脈治療の研究会にコメンテーターとして現地参加してきました。
この会は京都桂病院 心臓血管センター 副部長の溝渕 正寛先生が中心となっている研究会です。
溝渕先生は乙訓地域の不整脈診療のリーダー的存在で、個人的にも患者さんの治療などでいつもお世話になっています。
初めに京都大学付属病院の西脇 修司先生から難治性の心房細動・心房頻拍という、皆が悩む治療困難な不整脈について自験例を中心にプレゼンテーションがあり、皆が共感できる内容で各施設から多くの質問が上がり、大変活発な討議となりました。
次に京都鞍馬口医療センターの丸山 尚樹先生から不整脈による脳卒中を防ぐための、抗凝固療法について症例プレゼンテーションがあり、各施設の取り決めやガイドラインを共有しました。
乙訓地域の心臓病のかかりつけ医として
開業医としてはなかなか講演会に参加する機会も減ってしまうのですが、最新の治療法に触れて日々進歩する医療知識を整理する良い機会になりました。２時間ほどの講演会でしたが、非常に学びの多い会でした。
基幹病院の循環器の先生方と協力・連携を深めながら、乙訓地域の心臓病のかかりつけ医として皆さんの日々の健康管理に役立ちたいと改めて感じています。
お困りのことがあればいつでも気軽にご相談ください。
よこえ内科循環器・美容形成外科クリニック
院長 横江 洋之