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循環器内科

激痛の痛風発作

激痛である痛風発作は経験された方にしかわからない痛みであると言われます。

〇マケドニアのアレキサンダー大王  〇宗教改革のルター 〇芸術家ミケランジェロ        〇ルネッサンスの天才レオナルド・ダ・ビンチ 〇モンゴル帝国のフビライ・ハーン 〇大航海者コロンブス 〇万有引力発見のアイザック・ニュートン   〇進化論のダーウィン

歴史上の錚々たる偉人たちも、実は痛風に悩んでいたんです。

痛風(高尿酸血症)は心臓病のリスクとなる

痛風の原因疾患、そしてメタボリックシンドロームのサロゲートマーカーとして扱われて来た高尿酸血症も

近年多くの疾患のリスク因子であることが明らかになってきました。

特に最近では高尿酸血症と心血管疾患との強い関連に注目が集まっています。

高尿酸血症が心血管疾患をもたらすメカニズムの一つが血管を障害することです。

尿酸そのものがもたらす酸化ストレス・炎症、酸化過程で発生する活性酸素やそして尿酸塩結晶

炎症性サイトカインの産生を促進し血管障害をもたらす要因と考えられます。

痛風の原因(尿酸塩結晶)は血管を傷害していく

World J Radiol. Aug 28, 2020; 12(8): 184-194 より引用

Dual energy CTにより、図のように青く光る尿酸塩結晶が心臓や心臓を取り巻く血管(冠動脈)・大動脈に尿酸塩は沈着していく様子が分かります。

尿酸値はその上昇タイプ別に下げる治療を

尿酸値の上昇には、過食や過度の飲酒などによる生活習慣・代謝異常が関与していますが

尿酸合成亢進型

尿酸排泄低下型

に大きく分類されます。

当院では血液検査のみでなく、尿中の尿酸排泄量(尿FeUA)などを参考に治療を組み立てています。

その個人個人の特徴を把握した上で治療薬を選択することがとても重要です。

尿酸値は6mg/dl以下を目指す

2026年1月に発表されたJAMAの論文からですが、尿酸値を6mg/dl以下に下げる治療が、心血管イベントリスクを優位に低下させることが報告されています。その効果は5mg/dl以下に下げる群ではさらに高くなっていました。

脂質や血圧のみではなく、総合的に心血管リスクを管理することが重要であることが示されました。

当院では最新のエビデンスに基づいて、患者さん個人個人に合った治療を提案できるよう努力を続けます。

お困りの方はいつでもご相談ください。

当院の受診にはWeb予約が便利です。是非ご利用ください。

Treat-to-Target Urate-Lowering Treatment and Cardiovascular Outcomes in Patients With Gout JAMA Intern Med: January 26, 2026;186;(3):332-342.から引用

長岡京の内科・循環器・不整脈の専門医

よこえ内科循環器・美容形成外科クリニック

院長  横江 洋之

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