息切れ・呼吸困難感は日常生活で感じることのない呼吸がつらいと感じる感覚です。原因は様々です。
まずは命にかかわる可能性のある心臓病や呼吸器疾患(肺の病気)の精査を行う必要があります。
緊急を要する可能性が低いと判断した場合は、全身を診察し、次に貧血の有無、神経筋疾患、肥満、身体機能の低下などの可能性を考えていきます。
息切れ・呼吸困難感の原因は複数の要因が合併していることもあるため、可能性のある病気を十分に検査、評価する必要があります。
心不全の重症度評価
心不全の原因と検査
心不全の症状は徐々に進行していきます。その要因は様々です。
- 高血圧
- 糖尿病
- 狭心症、心筋梗塞
- 心臓弁膜症
- 不整脈(心房細動)
- 心筋症 ホルモン異常
心不全は心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり生命を縮める病気のことです。5年間の経過でみると癌よりも死亡率が高い場合があります。
超高齢化社会が進み、現在乙訓地域でも心不全が急速に増加しています。健康寿命を延ばすためには早期診断・治療がとても重要です。
心不全の早期発見には年に1回の心電図・心臓エコー検査が有用です。