鼻水、咳、喉の痛み、発熱などが現れる、主にウイルスによる上気道の感染症です。多くは数日から1週間ほどで改善しますが、「ただの風邪」と思っていた症状の中に、インフルエンザや肺炎などが隠れていることもあります。
主な症状
- 鼻水・鼻づまり
- 喉の痛み・違和感
- 咳・痰
- 発熱・微熱
- 頭痛・だるさ
症状の組み合わせや出てきた順番、周囲に同じ症状の人がいるかどうかも診断の手がかりになります。
原因と悪化しやすい要因
原因の多くはウイルス感染です。季節の変わり目、睡眠不足、疲労、乾燥した環境などで体調を崩しやすくなります。細菌感染が重なった場合や、咳だけが長く残る場合は別の病気を考えます。
検査について
- 問診・診察
- インフルエンザなどの感染症検査
- 酸素飽和度測定
- 胸部レントゲン
すべての検査を一律に行うのではなく、年齢、持病、症状の強さ、経過に応じて必要な検査を選択します。
治療について
多くは症状を和らげる治療と休養が中心です。咳、痰、鼻水、喉の痛み、発熱など、つらい症状に合わせて薬を検討します。抗菌薬が必要かどうかは、細菌感染が疑われるかを診察で判断します。
日常生活でできること
水分を少しずつ取り、睡眠を確保してください。食欲がないときは無理に食べず、消化のよいものから戻します。市販薬を使う場合は、処方薬との重複や持病への影響がないか確認しましょう。
受診を急いだ方がよい症状
息苦しさ、強い胸痛、意識がぼんやりする、高熱が続く、いったん良くなってから再び悪化する場合は、早めの受診が必要です。
よくある質問
風邪でも受診できますか?
はい。症状が軽く見えても、長引いている、仕事や睡眠に支障がある、持病がある場合はご相談ください。風邪に似た病気との見分けも行います。
熱がなくても感染症の検査は必要ですか?
発熱がなくても、周囲の流行状況や症状の経過によって検査を検討することがあります。検査の必要性は診察時に判断します。
市販薬を飲んでいても受診できますか?
受診できます。薬の名前やお薬手帳が分かると、同じ成分の重複を避けながら治療を考えられます。
咳が続くときは何日くらいで受診すべきですか?
数日たっても改善しない、夜眠れない、息苦しさや胸痛がある場合は、日数にかかわらずご相談ください。