鉄欠乏性貧血は、体内の鉄が不足し、赤血球を十分に作れなくなることで起こります。月経のある方に多い一方、消化管からの出血や食事の偏りが原因になることもあります。
主な症状
- 疲れやすい
- 息切れ
- 動悸
- めまい
- 顔色が悪い
- 爪が割れやすい
貧血の程度と、月経量、便の変化、症状が始まった時期などを確認します。
原因と悪化しやすい要因
月経量が多い、妊娠、成長期、偏った食事、胃腸からの出血などが原因になります。鉄剤で補うだけでなく、鉄が不足した理由を考えることが大切です。
検査について
- 血球数・ヘモグロビン
- フェリチン・血清鉄
- 月経量・便の変化の問診
- 必要に応じた消化器の検査
貧血の程度と鉄の不足を確認し、月経や食事だけでなく、消化管からの出血なども含めて原因を考えます。
治療について
鉄剤や食事による鉄の補給を行います。治療後も数値の改善を確認し、出血や吸収不良などの原因が残っていないかを確認します。
日常生活でできること
鉄を含む食品を取り入れますが、自己判断でサプリメントを大量に使用しないようにします。月経量や便の色、体調の変化を記録しておくと役立ちます。
受診を急いだ方がよい症状
息切れや動悸が強い、黒い便・血便がある、急速に悪化する、意識が遠のく感じがある場合は早めにご相談ください。
よくある質問
貧血の薬を飲めば原因は確認しなくてよいですか?
原因の確認は必要です。鉄を補っても、出血や吸収不良が続けば再発するため、背景を調べます。
鉄分の多い食品は何ですか?
赤身の肉や魚、レバー、豆類などがあります。食事だけで改善しない場合もあるため、検査結果に応じて治療します。
月経が多い場合は貧血になりますか?
月経量が多いと鉄が不足しやすくなります。婦人科での相談が必要になることもあるため、状況を詳しく伺います。
貧血で息切れや動悸が起こりますか?
起こることがあります。貧血の程度や心臓・肺の状態も合わせて確認し、他の原因がないかを調べます。